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通訳に向く性格、向かない性格

通訳に向く性格、向かない性格

通訳をしていて、「通訳って、やっぱり向き・不向きの性格がある仕事なのかな」と、ふと考えることがあります。

通訳ブログ

通訳者は、だいたい二つのタイプに分かれる気がする

これまでいろいろな通訳の方を見てきて、
大ざっぱに分けると、通訳者には二つのタイプがあるように感じています。

ひとつは、とにかく社交的なタイプ。
人と話すのが好きで、人をつなぐのが大好き。

もうひとつは、専門性とリサーチ力で勝負するタイプ。
翻訳も強かったり、専門分野の通訳をされている方に多い印象があります。

社交的な通訳さんは「場の空気」をつなぐ人

社交的な通訳さんは、
「その場に分からない人がいる」状態が、どうにも気になってしまう。

誰かが取り残されていると、
自然と声をかけたり、話を回したり、
プライベートでもどんどん輪を広げていくタイプです。

「今度この人紹介するね」
「この人と話したら絶対合うと思うよ」

そうやって、人と人の間に橋をかけるのが得意。
通訳の現場でも、その力がそのまま生きている感じがします。

もう一つは、黒子タイプのプロフェッショナル

もう一方は、いい意味でのオタク気質。
事前のリサーチを徹底的にして、
専門用語も背景も、きっちり頭に入れてくる。

コミュニケーションが好きというより、
「正確に伝えること」に喜びというかやりがいを感じていらっしゃるような通訳です。

こういう通訳さんは、
あまり前に出ず、黒子に徹することが多い印象があります。

でもすごいのは、フォローアップ。
雑談で出てきた小さな話題でも、
あとから
「さっき出ていた件ですが、こんな資料もありました」
と、さらっと情報を共有してくれる。

ギブの質と量が、とにかくすごい。

私は、どちらでもない気がしている

じゃあ私はどっちなのかというと、
正直、どちらでもないなと思っています。

とことん調べるタイプでもないし、
社交的で輪の中心にいるタイプでもない。

だからこそ、
通訳としての適性って何だろう。
私はちゃんと向いているんだろうか。
そんなことを考える日も、たまにあります。

強みは、あとから見えてくるものかもしれない

でも最近思うのは、
通訳に必要な性格は、ひとつじゃないということ。

社交的な通訳さんがいて、
職人気質の通訳さんがいて、
その間にいる人もいる。

きっと私の強みも、
まだ言葉にできていないだけで、
どこかにあるんだと思っています。

向いているかどうかを悩みながら、
足りないところは補いながら、
今日も通訳という仕事を続けています。

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